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b)上部工
上部工についてはトラス型とボックス型が提案されたが、Bergsoysund橋についてはトラス型、Nordhordland橋についてはボックス型が採用された。Nordhordland橋については浮体橋梁部の延長がBergsoysund橋の約1.5倍であるので、全体としてねじり剛性を大きくする必要からボックス型が採用された。
図-2.1.2はBergsoyund橋の一般図である。橋梁は7個のポンツーンが上部工を支持する形になっている。上部工は全体として平面的にアーチ形状である。

 

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図-2.1.3はNordhordland橋の一般図である。橋梁は10個のポンツーンで上部工を支持する形になっている。Nordhordland橋もBergsoyund橋と同様に平面的にはアーチ形状である。ただし、Klauvaneset側は斜張橋であり、幅50m、高さ32mの船舶航行用のクリアランスをとっているためKlauvaneset側から3個めのポンツーン付近より上部工には勾配を設けてある。

 

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